Bank of America、すべてのクレジットカードとデビットカードに再生プラスチックを採用

バンク・オブ・アメリカ、すべてのクレジットカードとデビットカードに再生プラスチックを採用

4月21日、Bank of America(BofA)は、2023年よりクレジットカードおよびデビットカードの全商品に80%以上の再生プラスチックを使用すると発表した。デビットカードとクレジットカード全商品への適用は、米国の銀行として初の取り組みである。

同行は、毎年5,400万枚のカードを発行しており、今回の取り組みにより、235トン以上の使い捨てプラスチックを削減し、温室効果ガス(GHG)排出量、エネルギー、水の使用量を削減する。

本コミットメントは、同行の環境サステナビリティ目標に追加される。目標の中には、2050年までに融資活動・業務・サプライチェーンにおいて温室効果ガスの排出を完全にゼロにする、炭素ゼロの電力を100%購入する、2030年までにエネルギー使用と飲料水使用を55%削減するなどの項目がある。また、2030年までに持続可能な金融の動員・展開において1.5兆ドル達成を誓約している。

【参照ページ】
(原文)Bank of America Will Transition to Recycled Plastic for All Plastic Credit and Debit Cards Beginning in 2023
(日本語訳)バンク・オブ・アメリカ、すべてのクレジットカードとデビットカードに再生プラスチックを採用

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. 2025-7-10

    EUタクソノミーの簡素化で企業の負担軽減へ―欧州委、報告義務緩和を採択

    7月4日、欧州委員会は、EU共通の分類基準であるEUタクソノミーに関する一連の簡素化措置を採択した…
  3. 2025-7-9

    ISSB、SASB基準の包括的見直し案を公表

    7月3日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、SASB基準の改訂案およびIFRS S2実…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る