クリーンエネルギー開発TagEnergy、600億円超の資金調達を発表

 

4月12日、大手企業向けにクリーンエネルギー開発を手掛けるTagEnergyは国際的な成長を推進するため、4億5,000万ユーロ(約612億円)の大規模な資本調達を発表した。

本調達には、サステナビリティに特化した投資マネージャーMirovaとプライベートエクイティ投資家Omnes、およびTagEnergyの大株主Impala SAS Groupの2社が新たに出資している。3社の投資家はそれぞれ1億5,000万ユーロ(約1,566億円)を投資する予定である。

TagEnergyのCEOであるFranck Woitiez氏によると、本調達資金は、複数の国際市場において同社のプロジェクトのパイプラインを実現し、成長させるために使用する予定である。

Impalaは、今回の投資後もTagEnergyの筆頭株主であり、TagEnergyのマネージャー株主の持ち株会社であるTagTeam Holdingとともに、引き続き同社を支配していく予定である。

【参照ページ】
(原文)TagEnergy welcomes two new major investors, Mirova and Omnes, to support its global project pipeline and speed energy transition
(日本語訳)TagEnergy、4億5000万ユーロを調達、国際的な成長を促進

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-11-6

    CDPとTNFD、2025年質問票の対応マッピングを公開

    10月22日、CDPとTNFDは、CDP 2025年版企業質問票とTNFD開示推奨項目・指標との対…
  2. 2025-11-6

    ISSB、国際的なサステナビリティ開示の「グローバル・パスポート」構想を発表

    10月30日、ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)は、ロンドンで開催された「IFRSサステナ…
  3. TNFD・自然移行計画の5つの構成要素と先行事例/実践例の紹介

    2025-11-5

    TNFD・自然移行計画の5つの構成要素と先行事例/実践例の紹介

    ※2025年11月4日公開済みの記事にTNFDが発行した「Nature in transition…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る