カーレイル、エネルギー新会社「Revera Energy」設立──豪英で再エネ・蓄電事業を展開

5月19日、米投資会社カーレイルは、豪州および英国でのエネルギーインフラ事業を担う独立系プラットフォーム「Revera Energy」の設立を発表した。Reveraは、Amp Energyから取得した事業を基盤とし、バッテリー蓄電、再生可能エネルギー、グリーン水素などに重点を置いて展開する。
豪州では、南オーストラリア州で250MW/700MWh規模のBungama蓄電プロジェクトの第1段階を建設中。さらに全国エネルギー市場(NEM)において、750MW超の蓄電、2.3GWの太陽光、1.4GWの風力、1GWのグリーン水素事業を推進している。NSW州では158MWの稼働中の太陽光発電所にも関与する。
英国では、1.2GW超の蓄電プロジェクトを進行中で、電力網の安定化と脱炭素化の目標支援を目的とする。
Reveraは野村證券、CBA、ウェストパック、ナティクシス、カナダ輸出開発公社(EDC)などとの提携を活かし、持続可能かつレジリエントな電力基盤を構築していく。
(原文)Revera Launches as Independent Energy Infrastructure Platform Backed by Carlyle
(日本語参考訳)カーライルの支援を受け、独立系エネルギーインフラプラットフォームとしてReveraが発足