Volvo Cars、EV向けの新ワイヤレス充電技術をテスト

3月3日、Volvo CarsはCabonlineと協働し、EVのワイヤレス充電技術について3年間の実証を行うと発表した。

ワイヤレス充電テストは、戦略的イニシアティブである「Gothenburg Green City Zone」において、市内の指定地域を持続可能な技術開発のための実地試験場として活用するプロジェクトの1つである。

テストで使用される充電ステーションは、ワイヤレス電気充電システムの主要プロバイダーであるMomentum Dynamicsが提供する。対応する車両が道路に埋め込まれた充電パッドの上に駐車すると、自動的に充電が開始され、ドライバーは車から降りることなく便利に充電を行うことができる。

本プロジェクトに参加するその他のパートナーは、スウェーデンの自社小売店であるVolvo BilおよびVolvo Car Sörred、スウェーデンのエネルギー会社であるVattenfallとその充電ネットワークInCharge、市のエネルギー会社Göteborg Energi市所有の市経済開発機関Business Region Gothenburgなどである。

Volvo Carsは昨年、2030年までに排出ガスのない交通手段の実現を目指すイニシアティブ「 Gothenburg Green City Zone 」の立ち上げに参加した。実際の都市を実験場とすることで、電動化・シェアードモビリティ・自律走行・コネクティビティ・安全性などの分野における技術やサービスの開発を加速する。

【参照ページ】
(原文)Volvo Cars tests new wireless charging technology
(日本語訳)Volvo Cars、新しいワイヤレス充電技術をテスト

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-18

    EC、サステナビリティ報告に「緊急修正措置」 先行企業の負担を軽減

    7月11日、欧州委員会は欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)に対する的を絞った「緊急修正措置」…
  2. 複雑化する制度を整理:課題別サステナビリティ情報開示の進め方

    2025-7-17

    複雑化する制度を整理:課題別サステナビリティ情報開示の進め方

    サステナビリティ情報開示の実務の“今”に応じたオリジナル解説記事のご案内 サステナビリティ情…
  3. 2025-7-17

    カリフォルニア州、企業の気候情報開示でFAQを発表 – 報告義務の具体策示す

    7月9日、カリフォルニア州大気資源局(CARB)は、州内で事業を行う大企業に温室効果ガス(GHG)…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る