Macy’s、新たなサステナビリティ・プラットフォームを立ち上げ。People・Community・Planetに投資
3月1日、ニューヨークを拠点とする小売企業Macy’s社は、新しいサステナビリティ・プラットフォームである「Mission Every One」の立ち上げを発表した。同社は本プラットフォームを通じ「より公平で持続可能な未来」の達成に向けて50億ドル(約5,750億円)の支出を行う。
新プラットフォームは、「People」「Community」「Planet」という3つの主要なインパクトに焦点を当てており、以下の取り組みを上げている。
People
- デザイナー・ブランド・ビジネスパートナー・製品・サービスプロバイダーへの投資
- 小売および非小売ビジネスを営む多様な経営者の支援
- 会社のリーダーシップにおける民族的多様性を加速させる取り組みやMacy’s社の社員に対する教育ベネフィットに対する3,500万ドル(約40億円)の投資
- 人権・人種正義・人材開発・経済機会の推進に焦点を当てた組織のサポート
Community
- 2025年までに1億ドル(約115億円)以上を社会的地位の低い若者の精神的安定と教育、環境保全を支援する非営利団体に寄付
- ファッション・デザイン・サステナビリティの分野で社会的地位の低い若者のためのプログラムと奨学金の支援、ビジネス全体における指導と雇用機会の提供
Planet
- プライベートブランド商品に持続可能な方法で調達した原材料を使用する
- すべてのティア1プライベートブランドサプライヤー施設に対して社会・環境監査を実施
- 廃棄物をなくすために材料の削減・再利用・目的化に役立つ革新的技術に投資
【参照ページ】
(原文)Macy’s to invest $5B in social responsibility efforts
(日本語訳)Macy’s社、社会的責任への取り組みに50億ドルを投資へ