10月17日、食品世界大手スイスのネスレは、中央・西アフリカで、牛乳と植物原料をブレンドした同社初となる手頃な価格で栄養価の高いインスタントパウダー「ニド・ミルク&ソーヤ」を発売した。
本製品は、牛乳と地元産大豆の組み合わせにより、タンパク質や食物繊維などの必須栄養素を、鉄分、カルシウムを含む。牛乳は、タンパク質、カルシウム、ビタミンといった栄養素の重要な供給源である。植物由来の原料もまた、タンパク質、必須アミノ酸、健康的な脂肪、その他栄養素の重要な供給源であり、持続可能な利点がある。コートジボワールのアビジャンにある地域R&Dセンターにて、ネスレの専門家が現地で開発した。
開発にあたっては、スイス・コノルフィンゲンのR&Dセンターにある「R+Dアクセラレーター」を通じ、乳製品と乳製品代替品に関する同センターの専門知識を活用。センターでは、牛乳と植物原料の両方を組み合わせた新しいコンセプトを迅速に開発し、テストを行っている。
2022年、ネスレは、牛乳と大豆、フルーツをブレンドした栄養価の高い粉末飲料を開発し、アジアで初めて試験的に販売している。
【参照ページ】
(原文)Combining the goodness of milk and plant ingredients
(日本語参考訳)ネスレ、アフリカで牛乳・植物原料ブレンドの粉末飲料を発売