2月17日、PepsiCoは人種間の平等の実現を目的とした「Multicultural Business and Equity Development Organization」の発足を発表した。 本ユニットは、歴史的に排除されてきた人々や十分なサービスを受けていない企業・コミュニティの不平等を解消する取り組みを推進する。
今後PepsiCoは多文化コミュニティにおける小売業者の事業展開の加速、多様なサプライヤーやパートナーへの投資と支援、主要な多文化集団における消費者意識と売上の向上など、ビジネスと公平性に主眼を置いた取り組みを行う。
本発表は、 PepsiCo が昨年発表した包括的なサステナビリティフレームワーク「pep+」に続くもので、農業慣行・気候・水・包装におけるサステナビリティ・地域・社会目標を網羅した幅広いESGイニシアティブを包含する。本フレームワークの重要な柱のひとつが、 PepsiCoの「人種平等の旅」(REJ)であり、黒人やヒスパニックの代表を増やす取り組みや採用活動の拡大、多様なサプライヤーとの取引拡大、マイノリティ企業への投資に向けて5億7,000万ドル(約653億円)以上を投資する予定だ。
【参照ページ】
(原文)PEPSICO CREATES DEDICATED NORTH AMERICA MULTICULTURAL BUSINESS AND EQUITY DEVELOPMENT ORGANIZATION TO ACCELERATE RACIAL EQUALITY JOURNEY AND COMMUNITY EFFORTS ACROSS BEVERAGE AND CONVENIENT FOOD BUSINESSES
(日本語訳)PepsiCo、企業・コミュニティの不平等解消に向けた取り組みを推進