PepsiCo、企業・コミュニティの不平等解消に向けた取り組みを推進

 

2月17日、PepsiCoは人種間の平等の実現を目的とした「Multicultural Business and Equity Development Organization」の発足を発表した。 本ユニットは、歴史的に排除されてきた人々や十分なサービスを受けていない企業・コミュニティの不平等を解消する取り組みを推進する。

今後PepsiCoは多文化コミュニティにおける小売業者の事業展開の加速、多様なサプライヤーやパートナーへの投資と支援、主要な多文化集団における消費者意識と売上の向上など、ビジネスと公平性に主眼を置いた取り組みを行う。

本発表は、 PepsiCo が昨年発表した包括的なサステナビリティフレームワーク「pep+」に続くもので、農業慣行・気候・水・包装におけるサステナビリティ・地域・社会目標を網羅した幅広いESGイニシアティブを包含する。本フレームワークの重要な柱のひとつが、 PepsiCoの「人種平等の旅」(REJ)であり、黒人やヒスパニックの代表を増やす取り組みや採用活動の拡大、多様なサプライヤーとの取引拡大、マイノリティ企業への投資に向けて5億7,000万ドル(約653億円)以上を投資する予定だ。

【参照ページ】
(原文)PEPSICO CREATES DEDICATED NORTH AMERICA MULTICULTURAL BUSINESS AND EQUITY DEVELOPMENT ORGANIZATION TO ACCELERATE RACIAL EQUALITY JOURNEY AND COMMUNITY EFFORTS ACROSS BEVERAGE AND CONVENIENT FOOD BUSINESSES
(日本語訳)PepsiCo、企業・コミュニティの不平等解消に向けた取り組みを推進

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-2

    金融業界の95%のCO2排出は「間接的」:資金提供排出の実態

    3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95…
  2. 2025-4-2

    サステナビリティの課題と機会 – 財務・ITとの連携が成功のカギ

    2月27日、ERM Sustainability Institute、Salesforce、Glo…
  3. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る