AT&T、再生可能エネルギー・ポートフォリオを1.7GW超に拡大

AT&T、再生可能エネルギー・ポートフォリオを1.7GW超に拡大

2月15日、通信・メディア大手のAT&Tは、エネルギー・商品取引会社のVitolから155MWの太陽光発電の購入を発表した。本契約により、AT&Tの再生可能エネルギー・ポートフォリオは170万kWを超え、2035年までに排出量ゼロを目指すAT&Tの目標の一部を成す。

AT&TとVitolは、約80MWと75MWの2つの仮想電力購入契約(VPPA)を締結する。AT&Tは、Vitolの関連会社が所有するメリーランド州のブルーグラス・ソーラー・プロジェクトとペンシルバニア州のスイフトウォーター・ソーラー・プロジェクトからクリーンな電力を購入する予定だ。

AT&Tは、2035年までに全世界の事業活動における温室効果ガス(GHG)排出量をネット・ゼロにコミットしている。また同社は昨年、2035年までに10億トンの温室効果ガス削減を目指す「Connected Climate Initiative」の開始を発表している。

【参照ページ】
(原文)AT&T Expands Commitment to Sourcing Renewable Energy with New Solar Power Purchases from Vitol
(日本語訳)AT&T、再生可能エネルギー・ポートフォリオを1.7GW超に拡大

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る