2月15日、通信・メディア大手のAT&Tは、エネルギー・商品取引会社のVitolから155MWの太陽光発電の購入を発表した。本契約により、AT&Tの再生可能エネルギー・ポートフォリオは170万kWを超え、2035年までに排出量ゼロを目指すAT&Tの目標の一部を成す。
AT&TとVitolは、約80MWと75MWの2つの仮想電力購入契約(VPPA)を締結する。AT&Tは、Vitolの関連会社が所有するメリーランド州のブルーグラス・ソーラー・プロジェクトとペンシルバニア州のスイフトウォーター・ソーラー・プロジェクトからクリーンな電力を購入する予定だ。
AT&Tは、2035年までに全世界の事業活動における温室効果ガス(GHG)排出量をネット・ゼロにコミットしている。また同社は昨年、2035年までに10億トンの温室効果ガス削減を目指す「Connected Climate Initiative」の開始を発表している。
【参照ページ】
(原文)AT&T Expands Commitment to Sourcing Renewable Energy with New Solar Power Purchases from Vitol
(日本語訳)AT&T、再生可能エネルギー・ポートフォリオを1.7GW超に拡大