Apollo、マイノリティや女性経営企業への1,100億円超の投資を約束

Apollo、マイノリティや女性経営企業への1,100億円超の投資を約束

2月7日、グローバルなオルタナティブ投資運用会社であるApolloは、サプライヤーダイバーシティプログラムを立ち上げ、プライベートエクイティファンドの投資先企業全体で、マイノリティや女性経営企業を含む多様な企業への支出を10億ドル(約1,160億円)以上達成するという新しい目標を設定したと発表した。

この新しいプログラムは、すべての投資先企業に提供され、Apolloは、調達デューデリジェンスの一環として、サプライヤーの多様な能力とベースライン・インパクトを考慮すると述べている。

Apolloは、この新しい目標を達成するために、National Minority Supplier Development Council (NMSDC) および Women’s Business Enterprise National Council (WBENC) に加盟し、多様なサプライヤーとの関係を促進し、既存のネットワークを拡張するためのプラットフォームへのアクセスを投資先企業へ提供すると発表している。また、投資先企業と関わるための専門知識、サポート、リソースのプラットフォームであるApollo Portfolio Performance Solutions(APPS)を活用し、調達チームと協力してプログラムを実施し、ベストプラクティスを確保するためのツールキットを提供する予定だ。

【参照ページ】
(原文)Apollo Builds On Commitment to ‘Expanding Opportunity’ With Launch of Supplier Diversity Program for Private Equity Portfolio
(日本語訳)Apollo、少数民族や女性所有の企業への10億ドル以上の支出を約束

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