WBA、2021年度のデジタルインクルージョンベンチマークを発表

WBA、2021年度のデジタルインクルージョンベンチマークを発表

12月7日、World Benchmarking Alliance(WBA)は、最新のデジタルインクルージョンベンチマークを発表した。
デジタルインクルージョンベンチマークはIT通信業界大手を対象としたデジタル化でのインクルージョン評価ランキング。

スペインのテレフォニカ、フランスのオレンジ、オーストラリアのテルストラの通信会社は、デジタルスキルの教育、インターネットのアクセス性、安全性、多様性、倫理性を高めるための先進的な取り組みにより、2年連続でデジタルインクルージョンに関する首位を獲得している。トップ10の中でアップルのスコアが最も改善され、2021年の評価で14位から4位に躍進した。日本企業は上位にはランクインせず、NTTの17位が日本企業でトップであった。

ベンチマーク全体では、世界最大級のテクノロジー企業がインクルージョンの推進に具体的に取り組んでいることが示されたが、業界全体としては期待を下回っている結果となった。

【参照ページ】
(原文)Apple, Cisco, and Samsung jump up the rankings in the latest Digital Inclusion Benchmark
(日本語訳)最新のデジタルインクルージョンベンチマークでアップル、シスコ、サムスンが順位をアップ

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-18

    EC、サステナビリティ報告に「緊急修正措置」 先行企業の負担を軽減

    7月11日、欧州委員会は欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)に対する的を絞った「緊急修正措置」…
  2. 複雑化する制度を整理:課題別サステナビリティ情報開示の進め方

    2025-7-17

    複雑化する制度を整理:課題別サステナビリティ情報開示の進め方

    サステナビリティ情報開示の実務の“今”に応じたオリジナル解説記事のご案内 サステナビリティ情…
  3. 2025-7-17

    カリフォルニア州、企業の気候情報開示でFAQを発表 – 報告義務の具体策示す

    7月9日、カリフォルニア州大気資源局(CARB)は、州内で事業を行う大企業に温室効果ガス(GHG)…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る