Crédit Agricole、AXA、世界最大級の洋上風力発電所へ約40億ドル出資

3月28日、Crédit Agricole AssurancesとAXA IM Altsは、ØrstedからHornsea 2 Offshore Wind Farmの50%の持分の共同取得への合意を発表した。本取引は30億ポンド(約39億円)と評価され、AXA IM AltsとCrédit Agricole Assurancesはそれぞれプロジェクトの25%を所有している。

Hornsea 2 Offshore Wind Farm は、現在、イギリスのヨークシャー州沖合89km、462km2の海域に建設中で、165基の8MWシーメンス・ガメサ製風力タービンを備えている。完成時には、130万世帯以上の電力を賄う132万kWのクリーン電力を発電することができ、稼働中の洋上風力発電所としては世界最大となる予定だ。

本契約に基づき、 Ørstedはプロジェクトの建設を完了し、20年間の長期運営・維持管理(O&M)サービスを提供する予定である。また、Ørstedは、AXA IM Alts社およびCrédit Agricole Assurancesに対し、バランシングサービスおよび同プロジェクトで発電された再生可能エネルギーの長期市場投入ルートも提供する予定だ。

【参照ページ】
(原文)Ørsted partners with AXA IM Alts and Crédit Agricole Assurances on Hornsea 2 Offshore Wind Farm
(日本語訳)オーステッド、ホーンシー2洋上風力発電所でAXAIMAltsおよびCréditAgricoleAssurancesと提携

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-8-29

    CDPが新報告書を発表、上流Scope 3排出量の課題と解決策を提示

    CDPは6月、企業の上流Scope 3排出量に関する新たな報告書を発表した。本報告書では、サプライ…
  2. SBTiのカーボンクレジット方針見直しとその影響:基準の見直しの最新議論を解説

    2024-8-27

    SBTiのカーボンクレジット方針見直しとその影響:基準の見直しの最新議論を解説

    SBTi(Science Based Targets Initiative)が2024年に発表した…
  3. 2024-8-27

    オーストラリア上院、企業にサステナビリティレポートを義務付ける法案を可決

    8月22日、オーストラリア上院は法人法およびその他8つの法律を改正し、新たな気候関連財務報告要件を…
ページ上部へ戻る