国交省、MaaS推進・脱炭素化も含めた第2次交通政策基本計画を閣議決定
国土交通省(以下、国交省)は、2021年度から2025年度までの交通政策の基本的な方向性を示す新たな交通政策基本計画(第2次計画)を閣議決定した。
今回の基本計画は、人口減少やコロナ禍による交通事業の経営悪化など、交通が直面する危機を乗り越えるため、交通政策基本法(2013年法律第92号)に基づいたものだ。
第2次交通政策基本計画では、今後の交通政策の柱として「誰もが、より快適で容易に移動できる、生活に不可欠な交通の維持・確保」「我が国の経済成長を支える、高機能で生産性の高い交通ネットワーク・サービスへの強化」「災害や疫病、事故など異常時にこそ、安全・安心が徹底的に確保された、持続可能でグリーンな交通の実現」の3つを基本的方針と定めた。