MS&AD、保険引受先・投融資先でGHG排出量削減目標を発表

11月21日、MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、ネット・ゼロへの移行に向け、保険引受先及び投融資先に係るGHG排出量の削減について、2030年までの中間目標を設定した。顧客エンゲージメントを通じ、GHG排出量削減における課題の共有・課題解決に取り組む。同様の発表は、国内損害保険大手で初である。

削減目標として、収入保険料を基に選定した国内主要取引先約3,300社のGHG排出量を2030年度までに2019年度比37%削減を掲げる。行動目標に関しては、顧客との対話を通じ、顧客でのGHG排出量削減を促していく。

同社は、2021年には、同社グループが排出するGHGの削減率を設定済み。カーボンフットプリントを2050年までにネットゼロにすることを掲げている。

【参照ページ】
保険引受先・投融資先に係る温室効果ガス(GHG)排出量削減目標を設定

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-2

    金融業界の95%のCO2排出は「間接的」:資金提供排出の実態

    3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95…
  2. 2025-4-2

    サステナビリティの課題と機会 – 財務・ITとの連携が成功のカギ

    2月27日、ERM Sustainability Institute、Salesforce、Glo…
  3. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る