11月14日、米ESG投資推進NGOのCeresは、金融機関向けのサステナブルファイナンスへの段階的な取り組み方法を概説した戦略的ガイダンス「Sustainable Finance Opportunities: A Guide for Financial Institutions」を発表した。

同ガイダンスは、米国の金融機関が、カーボンニュートラル経済への移行期間において、既存の借り手及び新規顧客の取り込みや収益拡大の促進に向けて行うべきアクションについて段階的に説明し、有益な実務家のケーススタディを提供している。

また、同ガイダンスでは、金融機関がどのようにサステナブルファイナンスを活用できるかに関して、以下のように具体的に示している。

• インフレ抑制法のような法規制を最大限に活用した持続可能な金融商品・サービスを提供することで、借り手の関心を向上
• トランジション・ファイナンスを通じた新たな収益機会の創出
• 炭素利益率指標のような新たな収益モデル導入による、組織の最適化

【参照ページ】
（原文）New Ceres guidance helps financial institutions find and execute sustainable finance opportunities
（日本語参考訳）セレス、サステナブルファイナンス・ガイダンス発表