キリン、丸井、東京建物が協働し、カマンの容器回収・再利用実験を実施

7月24日、キリン、丸井グループ、東京建物の3社は、国内の廃棄プラスチック問題解決に向け、カマンのリユース容器を活用した容器シェアリングサービスの実証実験を実施することを発表した。期間は7月24日(月)から7月28日(金)、中野セントラルパークで行われる。

本実証実験は、使い捨てのテイクアウト容器の廃棄を減らすことを目的とした取り組みである。カマンが提供するリユース容器Megloo(メグルー)を、中野セントラルパークに出店するキッチンカー35台のテイクアウト容器と置き換え、ビル前やオフィス内にMeglooの回収ボックスを設置する。回収した容器は、カマン社が回収・洗浄したのち、再度キッチンカーに提供し繰り返し使用する。

中野セントラルパークに出店するキッチンカーの直近3カ月の平均利用者数は1日あたり443人。実証実験期間中には、利用者全体の約3割にMeglooを利用してもらい、テイクアウト容器の廃棄を約3割減らすことを目指している。

【参照ページ】
テイクアウト容器の廃棄を減らすことを目的としたリユース可能な容器シェアリングサービスの実証実験を、中野セントラルパークで実施

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成しています。今後の動向により内容は随時更新され…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-24

    GHGプロトコル、企業排出報告の信頼性向上へ―新たな公開協議を実施

    10月20日、温室効果ガス(GHG)排出会計の国際基準を策定するGHGプロトコルは、Scope2基…
  2. <最新>SBTi FLAGの概要とガイダンスの改訂ポイント

    2025-10-20

    <最新>SBTi FLAGの概要とガイダンスの改訂ポイント

    2025年10月に、SBTi(Science Based Targets initiative)は…
  3. 【特別対談】人的資本が企業価値を作るーANAが実践するサステナビリティ経営戦略に学ぶ(前編)

    2025-10-15

    【特別対談】人的資本が企業価値を作るーANAが実践するサステナビリティ経営戦略に学ぶ(前編)

    本記事は、ESG Journalを運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社(以下シェルパ)のC…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る