大王製紙と丸住製紙は6月21日、2050年までに二酸化炭素の排出ゼロを協力して目指すと発表した。
最新技術の調査から始め、将来的には自家発電の燃料を今の石炭から水素を中心としたものに切り替えることなど、具体的な検討を進める。
会見で大王製紙の若林社長は「今後の地球温暖化対策のモデルケースになりうるものだ。多くのハードルがあるが、新技術の挑戦など緊密に連携していきたい」、丸住製紙の星川知之社長は「地域全体で取り組み、強じんで持続可能な地域社会を目指すことが大事だ」とそれぞれ述べた。
協議会では、ほかの企業にも参加を募り、地域全体で排出量の削減に繋げる予定だ。