製紙大手2社、脱炭素で協力

製紙大手2社、脱炭素で協力

大王製紙と丸住製紙は6月21日、2050年までに二酸化炭素の排出ゼロを協力して目指すと発表した。

最新技術の調査から始め、将来的には自家発電の燃料を今の石炭から水素を中心としたものに切り替えることなど、具体的な検討を進める。

会見で大王製紙の若林社長は「今後の地球温暖化対策のモデルケースになりうるものだ。多くのハードルがあるが、新技術の挑戦など緊密に連携していきたい」、丸住製紙の星川知之社長は「地域全体で取り組み、強じんで持続可能な地域社会を目指すことが大事だ」とそれぞれ述べた。

協議会では、ほかの企業にも参加を募り、地域全体で排出量の削減に繋げる予定だ。

【参照ページ】製紙大手2社 脱炭素で協力 2050年までに排出ゼロを目指す 愛媛

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る