7月8日、環境NGOレインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)と熱帯林行動ネットワーク(JATAN)は明治の東京五輪ライセンス商品におけるパーム油調達が東京五輪「持続可能性に配慮した調達コード」に違反した疑いがあるとして、パーム油の利用が本格化する開幕直前に東京2020組織委員会へ通報を行った。
通報の対象は、東京2020大会スポンサー企業である株式会社明治が2019年7月に販売開始した、東京2020公式ライセンス商品「チョコレートスナック」だ。
明治のパーム油サプライチェーンには現地での違法農園開発や、泥炭地および熱帯林破壊、地域住民の土地権侵害などに関与する企業が含まれている疑いがあることが明らかになったとしている。
【参照ページ】プレスリリース:明治を東京五輪パーム油調達コード違反で通報〜ライセンス菓子商品について〜(2021/7/9)