11月2日、オリックス銀行株式会社は、初となるサステナビリティボンド(無担保普通社債)の発行を発表した。
本サステナビリティボンドは、国内市場で公募形式により発行する。調達した資金は、同行の「サステナビリティファイナンス・フレームワーク」で定める「サステナビリティ適格クライテリア」を満たす6つの事業区分のプロジェクトへの投融資に充当する。なお、本フレームワークは、株式会社日本格付研究所(JCR)より「JCRサステナビリティファイナンス・フレームワーク評価」の最上位評価であるSU1(F)を取得している。
同行は、地域金融機関などの機関投資家のESG投資ニーズに応えるため、グリーン性・ソーシャル性の評価を有する証券化商品の提供を進めている。サステナビリティボンドで調達した資金を、環境・社会問題の解決に貢献する企業やプロジェクトへ投融資するとともに、これらの資産を裏付けとする証券化商品を組成し、ESG分野への資金供給と投資機会の提供の循環を加速・拡大する。
オリックス銀行は、サステナビリティを基軸とした経営・事業活動を通じて、顧客と社会のさまざまな課題を解決し、持続可能な社会の形成に貢献していくという。
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当社初のサステナビリティボンドを発行