不二製油、新タイプの大豆ミート「プライムソイミート」の販売開始を発表

7月7日、不二製油株式会社は2022年8月から、プライムテクスチャー製法を用いた新タイプの大豆ミート『プライムソイミート』の販売を開始すると発表した。

同社は、プライムテクスチャー製法において、不二製油が長年培ってきた大豆と油脂の加工技術を応用し、これまで困難といわれていた「肉の様な繊維感や噛み応え」と、「口どけ」の両立を実現させた。同社は大豆ミートなどの素材で国内シェア5割を持つが、原料を輸入に頼っているため、原料の価格の高騰していることを踏まえ、利幅が期待できる高付加価値製品を育てる狙いもある。

また、同社は2021年6月に「責任ある大豆、大豆製品の調達方針」を策定している。その中では、大豆や大豆製品について、生物多様性の保護と森林破壊ゼロ、先住民・地域住民及び労働者への搾取ゼロ、コンプライアンスの順守という3つの基準に従って生産された原料を調達することを約束していた。

【参照ページ】
『プライムソイミート』販売開始のお知らせ
「責任ある大豆、大豆製品の調達方針」策定

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-2-13

    IFRS財団、新ガイドを発表 気候関連情報の開示を支援

    1月30日、IFRS財団は「IFRS S2に基づく気候関連開示のためのIFRS S1適用ガイド」を…
  2. 2025-2-13

    米国関税措置に対応 日本企業向け相談窓口を開設

    2月2日、日本貿易振興機構(ジェトロ)と経済産業省は、米国の新たな関税措置に対応するため「米国関税…
  3. CSDDDの実践ガイド:ステップを進めるためのヒント集

    2025-2-12

    CSDDDの実践ガイド:ステップを進めるためのヒント集

    2024年7月25日、EUにおいてコーポレート・サステナビリティ・デューデリジェンス指令(CSDD…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る