7月7日、不二製油株式会社は2022年8月から、プライムテクスチャー製法を用いた新タイプの大豆ミート『プライムソイミート』の販売を開始すると発表した。
同社は、プライムテクスチャー製法において、不二製油が長年培ってきた大豆と油脂の加工技術を応用し、これまで困難といわれていた「肉の様な繊維感や噛み応え」と、「口どけ」の両立を実現させた。同社は大豆ミートなどの素材で国内シェア5割を持つが、原料を輸入に頼っているため、原料の価格の高騰していることを踏まえ、利幅が期待できる高付加価値製品を育てる狙いもある。
また、同社は2021年6月に「責任ある大豆、大豆製品の調達方針」を策定している。その中では、大豆や大豆製品について、生物多様性の保護と森林破壊ゼロ、先住民・地域住民及び労働者への搾取ゼロ、コンプライアンスの順守という3つの基準に従って生産された原料を調達することを約束していた。