ソフトバンク、投資評価プロセスにESG考慮を明記

ソフトバンク、投資評価プロセスにESG考慮を明記

ソフトバンクグループ株式会社は6月25日、「ポートフォリオ会社のガバナンス・投資指針に関するポリシー」を2021年5月に改定したと発表した。

中長期的な成長のためには、ESGへの配慮が不可欠であるという考えの下、ソフトバンクグループ企業の投資プロセスにおいて考慮するべき投資先のコーポレートガバナンスに関わる基準を定めた投資検討時ならびに投資後のモニタリングにおいて、ガバナンスに加え、環境・社会に起因するリスクと機会の評価を行うことを明記した。

同社は、グローバルな投資活動を行う戦略的投資持株会社として、投資活動の持続性を高め、長期的なリターンの向上とリスク軽減を図るため、当社およびソフトバンク・ビジョン・ファンドの運用会社などを含む非上場投資子会社に適用するとしている。各投資運用子会社において、投資先の事業特性などを考慮した、環境および社会に関する評価プロセスを策定・運用することで、当社グループの中長期的な成長を目指す。

【参照ページ】投資プロセスへのESG統合について

関連記事

“CSAのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-2-13

    IFRS財団、新ガイドを発表 気候関連情報の開示を支援

    1月30日、IFRS財団は「IFRS S2に基づく気候関連開示のためのIFRS S1適用ガイド」を…
  2. 2025-2-13

    米国関税措置に対応 日本企業向け相談窓口を開設

    2月2日、日本貿易振興機構(ジェトロ)と経済産業省は、米国の新たな関税措置に対応するため「米国関税…
  3. CSDDDの実践ガイド:ステップを進めるためのヒント集

    2025-2-12

    CSDDDの実践ガイド:ステップを進めるためのヒント集

    2024年7月25日、EUにおいてコーポレート・サステナビリティ・デューデリジェンス指令(CSDD…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る