ソフトバンクグループ株式会社は6月25日、「ポートフォリオ会社のガバナンス・投資指針に関するポリシー」を2021年5月に改定したと発表した。
中長期的な成長のためには、ESGへの配慮が不可欠であるという考えの下、ソフトバンクグループ企業の投資プロセスにおいて考慮するべき投資先のコーポレートガバナンスに関わる基準を定めた投資検討時ならびに投資後のモニタリングにおいて、ガバナンスに加え、環境・社会に起因するリスクと機会の評価を行うことを明記した。
同社は、グローバルな投資活動を行う戦略的投資持株会社として、投資活動の持続性を高め、長期的なリターンの向上とリスク軽減を図るため、当社およびソフトバンク・ビジョン・ファンドの運用会社などを含む非上場投資子会社に適用するとしている。各投資運用子会社において、投資先の事業特性などを考慮した、環境および社会に関する評価プロセスを策定・運用することで、当社グループの中長期的な成長を目指す。