北陸電力は25日、取締役会を開き、新しく松田光司社長の就任を正式決定した。その後会見を開いた松田新社長は、国が掲げる2050年カーボンニュートラル達成に向け、地域の脱炭素の先導的な役割を果たしたいと述べた。
同社は電源の脱炭素化に向けて、再生可能エネルギーについては2030年度までに発電量を2018年度対比で20億kWh増加させる目標を掲げているが、取組みを加速させつつ更に上積みを目指していくとした。また、これに加えてCO2を排出しない原子力発電についても早期の再稼働を図り、これを最大限に活用することなどで脱炭素化の実現を図っていく。ロードマップの策定と合わせ、2030年に発電電力量に占める非化石電源比率を、50%以上とする新たな目標も設定した。
【参照ページ】社長メッセージ 2050年カーボンニュートラルへの挑戦