EVバッテリー使用ランキング、パナソニック4位に後退。中国シェア大幅拡大

3月31日、韓国SNEリサーチは2022年1月と2月のEVバッテリー使用に関する世界ランキングを発表した。中国と韓国が大幅に販売量を増加する一方、過去数年3位を維持していたパナソニックをはじめ、多くの日本系企業は順位を下げた。

市場シェア34%のCATLと12%のBYDを筆頭に、多くの中国系企業が市場成長をリードした。パナソニックはシェア11%で4位に転落。日本系企業のほとんどは市場平均に大きく及ばない成長率にとどまった。

中国全体では、56%までシェアを拡大した。LGエナジーソリューション・SK ON・サムスンSDIの成長により、韓国もシェアを拡大するものの、CATLやBYDに加え、新たに9位に浮上したSVLOTにより、中国との差は埋まらなかった。

【参照ページ】
2022년 1~2월 글로벌 전기차용 배터리 사용량 한국계 3사 모두 두 자릿수 이상 성장

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-2

    金融業界の95%のCO2排出は「間接的」:資金提供排出の実態

    3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95…
  2. 2025-4-2

    サステナビリティの課題と機会 – 財務・ITとの連携が成功のカギ

    2月27日、ERM Sustainability Institute、Salesforce、Glo…
  3. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る