ネイチャーポジティブ経営の重要性が増大・企業に求められる対応とは?

2022年12月に開催されたCOP15にて設定された新たな国際目標では、「2030年までに生物多様性の損失を食い止め、反転させ、回復軌道に乗せる」と掲げられ、いわゆるネイチャーポジティブの方向性が明確に示された。日本でも2024年3月中に環境省が「ネイチャーポジティブ経済移行戦略」を取りまとめるなど、実現に向けた社会経済活動が活発化している。

本記事では、今年度中に策定予定のネイチャーポジティブ経済移行戦略を踏まえ、ネイチャーポジティブ経営として企業が対応すべき事項や課題などを詳しく解説していく。

ネイチャーポジティブの概要

ネイチャーポジティブとは

環境省によれば「ネイチャーポジティブとは、生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せること」を指す。昆明・モントリオール生物多様性枠組の2050年ビジョンの達成に向け、2030年までにネイチャーポジティブの実現が短期目標として設定されている。目標を達成するためには、これまでの生物多様性保全施策に加え、気候変動や資源循環等の様々な分野の施策とも連携し取り組む必要もある。


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