ESG Journal Cafe 第二回イベントレポート 『主要評価5機関の効果的な対応方法』

【ESG Journal Cafe イベントレポート】

第二回イベント『主要評価5機関の効果的な対応方法』を開催しました!

2024年9月17日に、品川で第2回となるESG Journal Cafe『主要評価5機関の効果的な対応方法』を開催しました。今回のイベントは、講演、グループディスカッション、懇親会という3部構成で行われ、参加者の皆様にとってESG評価機関への対応に関する具体的なヒントや最新のトレンドを学ぶ有意義な機会となりました。

当日は、主にプライム企業のサステナビリティ推進、経営企画のご担当者様が参加されました。定員枠数30名のところ、約2倍のお申し込みをいただき、厳正なる抽選の結果、金融業、情報通信・ITサービス、小売業、製造業、食品・飲料業、商社業、製薬業、保険業、物流・倉庫業など、さまざまな業界の方々にお越しいただきました。

講演:主要評価機関の対応ポイントと最新トレンド

最初の講演では、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社のESG責任者である中久保菜穂氏が登壇し、S&P (CSA)、CDP、MSCI、FTSE、Sustainalyticsという主要ESG評価機関について、その概要と効果的な対応方法を解説しました。


グループディスカッション:評価対応の工夫と活用法

次に行われたグループディスカッションでは、参加者の皆様がグループに分かれ、各社が直面する評価機関対応に関する課題や工夫を共有しました。それぞれの企業が評価結果をどのように活かしているか、どのような対応を取っているかについて、活発な意見交換が行われ、実務に基づくリアルな知見を得る場となりました。

ディスカッションを通じて、ESG評価に対する取り組みが各社で多様でありながらも、共通する課題が多いことが浮き彫りとなり、多くの参加者が共感し、学びを深めていました。

懇親会:カジュアルな交流の場

最後に行われた懇親会では、参加者同士のカジュアルな交流が行われ、業界や企業の枠を超えたつながりが生まれました。参加者同士の会話の中では、日々の業務における課題や解決策、今後のサステナビリティ推進についての情報交換が行われ、参加者のネットワーキングの場としても盛況でした。

アンケート結果

今回のイベントでは、参加者に満足度調査を実施しました。その結果、次のような高い評価をいただくことができました。

・登壇満足度(5段階評価で4以上): 82.9%

・登壇理解度(5段階評価で4以上): 91.4%

・ディスカッション満足度(5段階評価で4以上): 80%

今回のイベントを通じて、多くの参加者がESG評価機関への効果的な対応方法についての理解を深め、また他社の取り組みを知ることで新たな発見を得られたとの感想をいただき大変嬉しく思います。これからもこのようなイベントを通じて、サステナビリティの推進を支援してまいります。

第三回のイベントは11月20日に開催いたします。詳しくはこちらから。
皆様のご応募お待ちしております。



関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…
  2. ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    2025-3-31

    ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-3-27

    【GPIF発表】「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」選定結果

    3月11日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、国内株式の運用を委託している運用機関に対…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る