
5月7日、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)は持続可能性に特化した新しいサービス「サステナビリティ・スチュワードシップサービス」を公式に発表した。世界で第4位の資産運用会社であるSSGAは、このサービスを通じて機関投資家に持続可能性に焦点を当てたエンゲージメントとプロキシ投票の機能を提供するとしている。
今回の新サービスは、顧客からのフィードバックをもとに設計され、持続可能性の成果を重視する顧客の意見が反映されている。企業との対話を求める声が強く、これがサービス立ち上げにつながった。このサービスは、世界中のSSGAの機関別管理勘定顧客が選択可能で、すでにヨーロッパと英国のファンドがこのサービスに沿ったプロキシ投票とエンゲージメントを行っている。
サービスは、気候変動、自然、人権、多様性の4つの分野を中心に持続可能性を考慮して運営される。さらに、ステート・ストリートは専任の「サステナビリティ・スチュワードシップ・サービスチーム」を発足した。このチームは、持続可能性ポリシーに沿った業界エンゲージメントと企業との対話を担当する。ハンナ・シュースミス氏がこのチームの責任者として招聘され、彼女はシュローダーズとヘルメス・インベストメント・マネジメントでの経験を活かして業務を遂行する。
(原文)2025 Sustainability Stewardship Service Proxy Voting and Engagement Policy
(日本語参考訳)2025 サステナビリティ・スチュワードシップ・サービス委任状投票・関与方針