Lear、2030年までに全世界の事業所で再生可能エネルギー100%を達成することを約束

8月3日、自動車技術企業のLearは、グローバル拠点で消費される電力について、2030年に100%再生可能エネルギーを達成するという新たなコミットメントを発表した。

Learはこの新たなコミットメントとともに、CDPと提携してクライメート・グループが主導し、再生可能エネルギーによる電力100%を約束する世界で最も影響力のある企業を集めたイニシアティブであるRE100に参加すると発表した。RE100のメンバーは、グローバルな事業活動で使用する電力の100%を再生可能エネルギーで調達することを約束する。

Learはすでにドイツ、ポーランド、英国の事業所で再生可能エネルギーによる電力100%を達成しており、ヨーロッパ、南米、アジアで6つのオンサイト太陽光発電設備を稼働させている(今年後半に7つ目の設備を発表予定)。残りのグローバル拠点についても、Learは場所や法律、政府の規制に応じて、再生可能エネルギーの発電方法を組み合わせていく予定だという。

【参照ページ】
(原文)Lear Joins Climate Group’s RE100 Initiative, Committing to 100% Renewable Electricity for its Global Sites by 2030
(日本語訳)Lear、2030年までに全世界の事業所で再生可能エネルギー100%を達成することを約束

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGフロントライン:欧州CSDDDの行方:揺れる規制の未来とその影響

    2025-5-30

    ESGフロントライン:欧州CSDDDの行方:揺れる規制の未来とその影響

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察してい…
  2. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-5-28

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    企業のサステナビリティ関連の開示では、TCFD(Taskforce on Climate-rela…
  3. 2025-5-28

    データマラン、サステナビリティ担当者向けグローバル・コミュニティ「Harbor」を発表

    5月14日、ESGに特化したAIソリューションのリーダーであるデータマランは、企業のサステナビリテ…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る