Lear、2030年までに全世界の事業所で再生可能エネルギー100%を達成することを約束

8月3日、自動車技術企業のLearは、グローバル拠点で消費される電力について、2030年に100%再生可能エネルギーを達成するという新たなコミットメントを発表した。

Learはこの新たなコミットメントとともに、CDPと提携してクライメート・グループが主導し、再生可能エネルギーによる電力100%を約束する世界で最も影響力のある企業を集めたイニシアティブであるRE100に参加すると発表した。RE100のメンバーは、グローバルな事業活動で使用する電力の100%を再生可能エネルギーで調達することを約束する。

Learはすでにドイツ、ポーランド、英国の事業所で再生可能エネルギーによる電力100%を達成しており、ヨーロッパ、南米、アジアで6つのオンサイト太陽光発電設備を稼働させている(今年後半に7つ目の設備を発表予定)。残りのグローバル拠点についても、Learは場所や法律、政府の規制に応じて、再生可能エネルギーの発電方法を組み合わせていく予定だという。

【参照ページ】
(原文)Lear Joins Climate Group’s RE100 Initiative, Committing to 100% Renewable Electricity for its Global Sites by 2030
(日本語訳)Lear、2030年までに全世界の事業所で再生可能エネルギー100%を達成することを約束

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-8-20

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?(再掲)

    ※2025年5月28日公開済みの記事を一部更新し再掲している。 企業のサステナビリティ関連の…
  2. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…
  3. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…

ピックアップ記事

  1. サステナビリティ開示におけるタクソノミ導入と実務対応のポイント

    2025-8-22

    サステナビリティ開示におけるタクソノミ導入と実務対応のポイント

    2025年8月8日、金融庁は、「2027年版EDINETタクソノミの開発案」を公表した。これは、I…
  2. 2025-8-19

    PR【対談&ワークショップ】第一生命が語る「ESG開示」と「企業価値向上」

    毎回満員御礼でご好評をいただいているESG Journal 会員向けのESG Journal …
  3. 2025-8-18

    金融庁、EDINET新タクソノミ案公表 27年版ではサステナ情報開示も検討

    8月8日、金融庁は企業の有価証券報告書などで利用される電子開示システム「EDINET」の基盤となる…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る