4月28日、世界最大級の投資運用会社であるステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)は、同社のネット・ゼロ投資コミットメントの一環として、脱炭素に焦点を当てた一連の新しいポートフォリオの中間目標を発表した。
今回の新しい目標の導入は、SSGAが昨年ネット・ゼロ・アセット・マネージャー・イニシアチブで表明した、2050年までに投資ポートフォリオでネット・ゼロを達成するという公約を受けて行うものである。
新しい目標には、ネット・ゼロ・ポートフォリオのカバー率、エンゲージメント、資金調達による排出削減の目標を含む。SSGAは、炭素集約型セクターにおいて、2040年までにポートフォリオの100%を、ネット・ゼロを達成しているか、ネット・ゼロに沿った資産に投資することを目指す。SSGAの新たなエンゲージメント目標としては、2030年までに融資された排出量の90%をネット・ゼロの経路に合わせる、またはエンゲージメントおよびスチュワードシップアクションの対象として達成する。また、SSGAは、2019年を基準として、2030年までにポートフォリオレベルで融資したスコープ1および2の排出強度を50%削減する目標も設定している。
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【参照ページ】
(原文)ACCELERATING GROWTH. 2021 ESG Report