インド、2030年までに500万トンのグリーン水素を製造する政策目標を発表

 

2月17日、インドの電力省は、2030年までに同国のグリーン水素の生産量を500万トンに引き上げることを目的とした「グリーン水素/グリーンアンモニア政策」の開始を発表した。

本政策は、2021年8月にインド政府が立ち上げた「国家水素ミッション」の第一歩となり、同国の脱炭素戦略における水素の重要な役割を創出し、インドをグリーン水素の生産と輸出の世界的なハブとなることを想定している。

本政策では、グリーン水素やグリーンアンモニアメーカーへの再生可能エネルギーの供給を支援・促進するため、州間の送電料金の25年間免除・送電網への接続の優先・水素の輸出や船舶での利用のための貯蔵用地の提供などの条項を定めている。

【参照ページ】
(参考記事)India plans to produce 5 mln tonnes of green hydrogen by 2030

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-12-6

    金融庁、「記述情報の開示の好事例集2024(第1弾)」を発表:サステナビリティに関する開示を強化

    11月8日、金融庁は「記述情報の開示の好事例集2024(第1弾)」を公表した。本事例集は、企業がサ…
  2. 2025年に向けたESG投資とインパクト投資の動向予測と戦略

    2024-12-4

    2025年に向けたESG投資とインパクト投資の動向予測と戦略

    2024年は、サステナビリティ分野において大きな変化が見られた年である。米国ではトランプ前大統領が…
  3. 2024-12-4

    EU、強制労働製品の市場禁止規制を採択

    11月19日、欧州理事会は強制労働で生産された製品をEU市場での販売や輸出を禁止する規制を採択した…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る