WBCSD、淡水が環境に与える影響を評価するガイダンスを発表

WBCSD、淡水が環境に与える影響を評価するガイダンスを発表

持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)は11月26日、食品・農業業界の企業が、淡水が環境に与える影響を理解、測定、評価するための標準化されたアプローチを提供するガイダンスを発行した。

ガイダンスの作成を主導したワーキンググループには、国連食糧農業機関(FAO)、Ceres、クランフィールド水科学研究所、国際農業研究協議グループ(CGIAR)、FoodSIVI、Helvetas、Natems、ストックホルム国際水研究所(SIVI)、Valuing Water Initiativeが含まれている。

このガイダンスは、企業が淡水関連の影響を説明・評価するための5段階のプロセスと、企業の業務や範囲に合わせてカスタマイズできる影響経路を提供する。また、WBCSDメンバーのダノンやオラムなどの主要な食品・農業企業からのケーススタディを提供し、そのアプローチや課題などを学習できる。

【参照ページ】
(原文)New guidance for business to assess and value its freshwater impacts
(日本語訳)WBCSD、淡水が環境に与える影響を評価するガイダンス発表

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…
  2. ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    2025-3-31

    ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-3-27

    【GPIF発表】「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」選定結果

    3月11日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、国内株式の運用を委託している運用機関に対…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る