ドイツ政府、炭鉱地域の構造改革・トランジションの状況を報告

ドイツ政府、炭鉱地域の構造改革・トランジションの状況を報告

ドイツのアルトマイアー連邦経済大臣は11月3日、旧炭鉱地帯の構造改革を行い、トランジションを支援する「石炭地域投資法」の実施状況に関する報告書を内閣に提出した。

「石炭地域投資法」は、2020年8月14日に発効された「石炭地域構造強化法」の一部。

16の政府当局が、褐炭採掘地域に本局または支局を移転させ、約2,140名の新規雇用が創出された。また、政府当局だけでなく、地方でも175のプロジェクトが承認され、その額は30億1,000万ユーロにのぼる。連邦政府のプロジェクトレベルでも、各州との連携のもと77件(総額163億ユーロ)の施策が承認された。

同大臣は「炭田に新しい持続可能な経済構造と雇用を創出目標に向かって正しい道を歩んでいる」とアピールした。

【参照ページ】
(原文)Altmaier: „Sind beim Strukturwandel in den Kohlerevieren auf einem guten Weg. Viele Pflöcke sind gesetzt.“
(日本語訳)ドイツ政府、炭鉱地域の構造改革状況を報告

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