ドイツ政府、炭鉱地域の構造改革・トランジションの状況を報告

ドイツ政府、炭鉱地域の構造改革・トランジションの状況を報告

ドイツのアルトマイアー連邦経済大臣は11月3日、旧炭鉱地帯の構造改革を行い、トランジションを支援する「石炭地域投資法」の実施状況に関する報告書を内閣に提出した。

「石炭地域投資法」は、2020年8月14日に発効された「石炭地域構造強化法」の一部。

16の政府当局が、褐炭採掘地域に本局または支局を移転させ、約2,140名の新規雇用が創出された。また、政府当局だけでなく、地方でも175のプロジェクトが承認され、その額は30億1,000万ユーロにのぼる。連邦政府のプロジェクトレベルでも、各州との連携のもと77件(総額163億ユーロ)の施策が承認された。

同大臣は「炭田に新しい持続可能な経済構造と雇用を創出目標に向かって正しい道を歩んでいる」とアピールした。

【参照ページ】
(原文)Altmaier: „Sind beim Strukturwandel in den Kohlerevieren auf einem guten Weg. Viele Pflöcke sind gesetzt.“
(日本語訳)ドイツ政府、炭鉱地域の構造改革状況を報告

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 【PR】11/20ESG Journal Cafe 『SSBJ基準対応に向けたギャップ分析と改善アプローチを徹底解剖』

    2024-10-28

    【PR】11/20ESG Journal Cafe 『SSBJ基準対応に向けたギャップ分析と改善アプローチを徹底解剖』

    「ESG Journal Cafe」は、「ESG Journal Japan」が主催する会…
  2. 2024-10-24

    S&Pグローバル、「S&Pグローバル気候センター・オブ・エクセレンス」を発表

    10月10日、S&Pグローバルは、「S&Pグローバル気候センター・オブ・エクセレン…
  3. お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    2024-10-15

    お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    ESG Journalでは、実務に役立つ資料やツールを無料で公開しています。今回は、大好評の「開示…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る