世界風力会議と世界太陽エネルギー会議が世界再生可能エネルギー同盟を設立

世界風力会議と世界太陽エネルギー会議が世界再生可能エネルギー同盟を設立

世界風力会議(GWEC:Global Wind Energy Council)と世界太陽エネルギー会議(Global Solar Council)は11月2日、世界再生可能エネルギー同盟を設立すると発表した。世界の風力、太陽光発電業界全体の民間企業や協会を代表する組織として知識交換を行い、協力してネット・ゼロの目標達成を目指す。同エネルギー同盟は政府に対し、エネルギー移行行動計画を実施するよう要求した。

国際エネルギー機関(IEA:International Energy Agency)と国際再生可能エネルギー機関(IRENA:International Renewable Energy Agency)が今年初めに発表したネットゼロロードマップでは、風力と太陽エネルギーを合わせて、2050年までに発電量の70%を占めるように設定されている。

世界太陽エネルギー会議CEOのジャンニキアネッタ氏は「気候変動への野心を高め、NDCを加速するために行動していることを示したい政府にとって、太陽光発電と風力は、経済的に競争力がある信頼できる技術だ」と発言した。

【参照ページ】
(原文)Global Wind Energy Council and Global Solar Council announce Global Renewable Energy Alliance
(日本語訳)世界風力エネルギー協会と世界太陽エネルギー協会が世界再生可能エネルギー同盟を発足

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