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1月31日、レゴグループは、2032年までに温室効果ガス(GHG)排出量を37%削減し、2050年までにネットゼロを達成するという目標の一環として、2025年までに太陽光発電能力を72%拡大する計画を発表した。
レゴは2022年以降、22MWpの太陽光発電容量を追加し、チェコ・クラドノ工場での発電量を倍増、ビルン本社ではオフサイト型太陽光発電所の開発により400%増加させた。現在、同社の総エネルギー消費に占める太陽光発電の割合は約4%だが、世界的に急速に拡大している。
2025年までの拡張計画
- ハンガリー・ニーレジハーザ工場:太陽光発電能力を3倍に拡大
- ベトナム新工場:12,400枚の屋上ソーラーパネル(7.34MWp)設置
- ビルン本社付近:80MWpの大規模ソーラーパークを2028年までに完成予定
レゴは、再生可能エネルギーへの移行を推進するため、サプライヤーやパートナーとの協力を強化する方針だ。将来的にはバッテリー貯蔵技術などの新技術の導入も検討し、さらなる環境負荷低減を目指す。
【参照ページ】
(原文)Increase in solar capacity to help reduce greenhouse gas emissions