1月16日、グーグルは、バイオ炭を活用したCO2削減ソリューションを拡大するため、VarahaとCharmの2社と長期購入契約を締結した。2030年までに両社からそれぞれ10万トン、合計20万トンのバイオ炭による炭素削減を目指す。この契約は、バイオ炭削減取引として過去最大規模となる。
脱炭素目標の達成と気候変動の緩和に向けて
今回の契約により、グーグルは自社のネットゼロ排出目標を支援するだけでなく、バイオ炭生産の規模拡大を促進し、気候変動への対応を後押しする。これにより、バイオ炭が持つ炭素除去の可能性を実証し、持続可能な未来への貢献が期待される。
拡大する炭素除去ソリューションの一環
グーグルはこれまで、岩石風化促進技術や直接空気回収(Direct Air Capture)といった炭素除去技術を推進してきた。今回のバイオ炭導入は、FrontierやSymbiosisを通じた炭素除去分野の発展支援の一環であり、多様な解決策を用いることでさらなる気候変動対策を進める。
【参照ページ】
(原文)We’re announcing our first partnerships to scale biochar for CO2 removal
(日本語参考訳)CO2除去のためのバイオ炭の規模拡大に向けた最初のパートナーシップを発表します。