2月2日、グローバルな投資運用会社であるNorthern Trust Asset Management(NTAM)は、気候変動と自然資本への配慮を統合した強化型ネット・ゼロ・ソリューションを機関投資家に提供することを目的とした「世界自然資本パリ協和インデックス戦略」を開始すると発表した。
この新しい戦略は、MSCIワールド・ナチュラル・キャピタル・パリ・アラインド・エクイティ・セレクト・インデックスのリスクとリターンの特性に密接に一致することを目指している。MSCIによると、このインデックスは、天然資源への悪影響に関連する指標へのエクスポージャーを減らす一方で、製品やサービス、あるいは自然資本関連リスクの管理を通じて環境へ積極的に貢献している企業へのエクスポージャーを増やすように設計されているとのことだ。
また、EUのパリ協定ベンチマーク(PAB)の基準を満たすことも目指しており、その基準には、温室効果ガス(GHG)排出強度を市場指数と比較して最低でも50%削減し、GHG排出強度を毎年7%以上削減すること、などが含まれている。
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(原文)Northern Trust Asset Management Launches Natural Capital Paris-Aligned Strategy