WEF、不動産でのカーボンニュートラル実現に向け「Building Value Framework」を開発

WEF主導イニシアチブ、不動産でのカーボンニュートラル実現に向け「Building Value Framework」を開発

1月28日、世界経済フォーラム(WEF)主導のイニシアチブ「The Net-Zero Carbon Cities」は、不動産でのカーボンニュートラルを実現するガイダンス「Building Value Framework」を開発したと発表した。

本ガイダンスの発表の背景には、建物の建設と運用が、世界の温室効果ガス排出の38%を生み出している現状がある。このセクターを脱炭素化するための技術は数多く存在しているが、これらのソリューションを世界中の都市で大規模に実施するための投資を加速させることが急務となっている。

本ガイダンスでは、グリーンビルディングへの投資価値の捉え方を変えることを目的とした「Building Value Framework」が紹介されている。このフレームワークは、システム性能だけでなく、社会的・環境的成果の重要性を認識し、より総合的な意思決定アプローチを提案している。このフレームワークには、財務的価値と非財務的価値の両方に関する詳細な説明と、資産所有者と投資家が建物の脱炭素化のために将来を見据えた投資を行うことを支援するための運用チェックリストが盛り込まれている。

【参照ページ】
Accelerating the Decarbonization of Buildings :The Net-Zero Carbon Cities Building Value Framework

関連記事

“導入事例へのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-5-29

    CSRDのダブルマテリアリティとは。実践のヒントをガイドラインから考察。

    2024年から適用が開始されたサスティナビリティ情報開示規制のCSRD(Corporate Sus…
  2. 2024-5-21

    CSRD/ESRSの主な開示項目を説明。GRIとの対照表が参考に。

    CSRDは、欧州内ステナビリティ報告を標準化する制度であり、2024年から運用が開始されている。こ…
  3. 2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…

ピックアップ記事

  1. 2024-6-17

    カリフォルニア州、化石燃料大手5社にグリーンウォッシュ関連訴訟で修正訴状、利益返還の要求

    6月10日、サンフランシスコ - カリフォルニア州司法長官ロブ・ボンタは、世界最大の化石燃料企業5…
  2. 2024-6-5

    一般社団法人サステナブルコミュニティ設立3周年イベントを開催【イベントレポート】

    2024年5月25日、サステナブルコミュニティの3周年イベントがTKP東京駅カンファレンスセンター…
  3. 2024-6-4

    エナジー・キャピタル・パートナーズ、合計67億ドルを調達と発表

    5月28日、エネルギー転換・脱炭素インフラへの投資会社であるエナジー・キャピタル・パートナーズ(E…
ページ上部へ戻る