12月16日、投資運用会社であるSchrodersは、パリ協定の1.5℃シナリオ以上の達成に向け、脱炭素化目標を持つ企業に投資する新しいグローバル株式ファンド「Schroder ISF Global Climate Leaders」を立ち上げると発表した。
Schrodersによると、この新ファンドは、「気候変動のリーダーシップ」によって競争上の優位性を享受している企業へのエクスポージャーを投資家に提供することを目的としているという。
この新ファンドは、世界の未来を形作る最も強力で根強いテーマへの長期的なエクスポージャーを投資家に提供するSchroders Global Transformation Rangeのファンド群の一部を構成することになる。このファンドは、より持続可能な食糧と水への移行を推進する企業に投資するもので、今週初めに発表された別のGTRファンドに続くものである。
Schroder ISF Global Climate Leadersは、企業の情報開示、気候変動への取り組み、Schrodersの気候変動調整ツールを用いて作成した投資可能な銘柄から、地域やセクターを問わず50~80銘柄に投資する予定である。このファンドは、ポートフォリオ・マネージャーのSimon WebberとIsabella Hervey-Bathurstによって運用される。
【参照ページ】
(原文)Schroders builds on its climate investing expertise with new Global Climate Leaders fund
(日本語訳) Schroders が気候変動投資の専門知識を生かして、新たに「 Global Climate Leaders 」ファンドを設定