ESGソリューションのCority、サステナビリティプラットフォームのアップグレードを発表
8月27日、ESGソリューションを提供するCorityは、2025年から自社の全ての顧客を対象に、SaaSベースで統合された「CorityOne」プラットフォームへのアップグレードをすることを発表した。このプラットフォームは、過去に買収したGreenstone、WeSustain、Reporting 21などのソリューションを統合し、サステナビリティ・EHS・非EHSデータを一元化して効率的な管理を可能にするものである。これにより、操作性が向上し、サステナビリティ管理がさらに強化される。
アップグレードされた「CorityOne」プラットフォームは、企業が急速に進化するサステナビリティやESGレポートのニーズに対応できるよう設計されており、2025年末までに「Sustainability Performance Management」「Investor ESG Management」「Supply Chain Sustainability」の3つの統合されたソリューションが提供される予定である。このアップグレードは、統一されたユーザーインターフェース・強化されたデータ統合機能・グローバルなコンプライアンス支援・高度なセキュリティ機能などを提供し、顧客のより良い意思決定をサポートする。
また、この統合プラットフォームは、将来の技術要件に対応できる柔軟性を備えており、特にCSRD(企業サステナビリティ報告指令)などの規制要件への対応が簡素化される設計となっている。さらに、Corityは「Sustainability Advisory Services」を通じて70人以上のESGおよびサステナビリティ専門家チームによるグローバルサポートを提供し、顧客が新たなプロジェクトや報告要件に適切に対応できるよう支援する。
他のEHSソリューションプロバイダーが既存のシステムをサステナビリティ用に適用させる中、Corityは長年にわたる技術的信頼性を基盤に、統合されたサステナビリティクラウドを提供し、顧客がサステナビリティとEHSのパフォーマンスに関する包括的な洞察を得られるようにする。このアップグレードは、規制対応を効率化し、企業の成長と持続可能なビジネス展開を支えるものである。
【参照ページ】
(原文)Cority’s Sustainability Cloud Upgrade Set to Elevate ESG Reporting and Compliance Through Seamless, Unified User Experience
(日本語参考訳)Cority のサステナビリティ クラウドのアップグレードにより、シームレスで統合されたユーザー エクスペリエンスを通じて ESG レポートとコンプライアンスが向上