ネスレ、キットカットの紙製パッケージを試験的に導入

ネスレ、キットカットの紙製パッケージを試験的に導入

1月11日、食品・飲料大手のネスレは、チョコレートブランド「キットカット」の紙製包装の導入をオーストラリアで試験的に開始することを発表した。

ネスレは、Colesとの独占提携により、リサイクル可能な紙製包装のキットカットバーを25万個以上生産する。この紙製包装は、西オーストラリア州、南オーストラリア州、ノーザンテリトリー州で販売され、消費者がフィードバックを提供できるようQRコードが表示される。

同社によると、本プロジェクトは、パッケージのサステナビリティに取り組む取り組みの一環である。ネスレは、2025年までにパッケージの100%をリサイクルまたは再利用可能にし、プラスチック使用量の削減、再生プラスチックの活用、プラスチックパッケージの代替品の探索などに取り組み、バージンプラスチックの使用量を3分の1に削減することを約束している。

また、原材料、製造、流通における排出負荷の低減を目指し、2025年までにキットカットブランドのカーボンニュートラル達成を目指している。

新しいパッケージの用紙は、英国ヨークにあるネスレの製菓研究開発センターで適応され、試験された。

【参照ページ】
(原文)Have a paper-wrapped break with KitKat
(日本語参考訳)ネスレ、キットカットの紙製パッケージを試験的に導入

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  2. ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント

    2024-11-18

    ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント(再掲)

    サステナビリティ情報、非財務情報、ESGデータなど企業のサステナビリティの取り組みを示す情報は、投…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る