EcoOnline、新たなCSRDソリューションを発表

6月13日、ロンドンのESGソフトウェア・プロバイダーのEcoOnlineは新たな企業サステナビリティ報告指令(CSRD)評価機能を発表した。本ソフトウェアは、EUの企業に対して、データ収集、重大リスクの特定、CSRD基準のレポート作成を支援する。

EcoOnlineのCSRD評価機能には以下の特徴がある。

  • 強力な計算エンジン:温室効果ガス(GHG)排出量およびCO2換算値の正確な報告を自動的に選択、変換、計算
  • 物理的な気候リスク分析:重要なリスクの特定とデータ管理を簡素化
  • 監査対応のワークフロー:データの品質と第三者外部保証のための可用性を確保
  • データ収集:ESRS基準を網羅する包括的な質問構造を提供
  • シナリオ分析:移行リスク、財務リスク、急性および慢性の物理的気候リスクに関するデータ駆動のインサイトを提供

本ソリューションでは、CSRDデータの分析とシナリオ分析によって、CSRDの要件を満たすだけでなく、重要なESGトピックに基づいた意思決定ができるように支援するとしている。

【参照ページ】
(原文)EcoOnline Launches Unparalleled CSRD Assessment Capability
(日本語参考訳)EcoOnline、比類ないCSRD評価機能を開始

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る