4月1日、エネルギー製品メーカーのフィリップス66は、カリフォルニア州ロデオにあるサンフランシスコ製油所を再生可能原料のみの処理に転換し、現在日量約3万バレルの再生可能ディーゼルを生産していると発表した。商業規模の生産は、世界最大級の再生可能燃料施設を運営するプロジェクトの重要なマイルストーンとなる。
同社は2022年に、同製油所をロデオ再生可能エネルギー・コンプレックスに転換する計画を発表しており、この計画では原油を処理せず、代わりに廃油、油脂、植物油を使用して、再生可能ディーゼル、再生可能ガソリン、持続可能な航空燃料(SAF)を含む再生可能輸送用燃料を年間8億ガロン(日量5万バレル以上)生産する。
フィリップス66は、同施設は第2四半期末までに年間8億ガロンの再生可能燃料生産量を達成する予定であると述べた。同社はまた、この施設では、持続可能な航空燃料の主要成分である再生可能ジェット燃料の生産を第2四半期に開始する予定であると付け加えた。
【参照ページ】
(原文)Phillips 66 Announces Major Milestone in Production of Renewable Diesel
(日本語参考訳)フィリップス66、再生可能ディーゼル生産で大きなマイルストーンを達成