3月11日、太陽光発電及び蓄電プロジェクトの開発・運営会社Primergyは、テキサスを拠点とする408MWの太陽光発電プロジェクトの資金調達を目的とした、5億8800万ドル(約820億円)の債務融資コミットメントを調達したと発表した。
同社はまた、マイクロソフトとの長期電力購入契約締結も発表した。 本契約は、マイクロソフトによる一連の大規模な再生可能エネルギー契約の最新版であり、クリーンエネルギー企業であるQCellsとの最近の12GWの太陽光パネルとサービスの調達契約を含む、同社のクリーンエネルギーと気候変動に関する目標をサポートするものである。
テキサス州ヒル郡で開発中の太陽光発電プロジェクトは3,480の敷地をカバーし、年間約90,000世帯にカーボンフリーな電力を供給する。安定した分散型エネルギーの供給を可能にする300MWバッテリー蓄電システムも含まれる。プロジェクトの完成には12から18ヶ月かかると予想されている。
今回の新規融資には、建設ローン、税額控除移転ブリッジローン、関連信用状が含まれ,三菱UFG銀行と三井住友銀行が主幹事、BNPパリバ、コメルツ銀行、クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンク、INGキャピタル、キーバンク・キャピタル・マーケッツ、ノルトドイチェ・ランデス・バンク・ジロツェントラーレ・ニューヨーク支店、ラボバンクを含む協調主幹事団(CLA)が融資を担当する。
【参照ページ】
(原文)Primergy Secures $588M in Project Financing and Power Purchase Agreement with Microsoft for 408 MW Solar Project in Texas
(日本語参考訳)プライマジー、テキサス州の408MWソーラー・プロジェクトに5億8800万ドルのプロジェクト・ファイナンスとマイクロソフトとの電力購入契約を獲得