3月6日、オマーンの国営海運会社アシヤド海運と英ロイド・レジスター(LR)は、確立されたグローバル・レポーティングの枠組みに沿った、初のESG報告書を作成するために提携を結んだ。
ガス運搬船や超大型原油運搬船、プロダクトタンカー、コンテナ船など85隻を運航するアシヤド海運は中東で初めてESG報告書を発行した海運会社になる。
海運セクターにおけるESG報告の必要性が高まっている。環境問題や規制圧力、利害関係者の要求から、企業が排出削減、社会的責任、コーポレート・ガバナンスなどの分野での業績を開示することが求められているためである。
アシヤド海運のESGインパクトには、脱炭素化や海洋・陸地の健全性回復、従業員の誠実さを促進する事業運営の統合に商店を当てた様々なプログラムが含まれている。
ESG報告は企業の評判の向上、資本へのアクセスの提供、リスク低減、市場競争力向上、ステークホルダーとの関係強化、規制遵守などにより社会的存在感を高め、企業に利益をもたらす。
【参照ページ】
(原文)Asyad Shipping and LR join forces for the group’s ESG Strategy & first ESG Report
(日本語参考訳)アシヤド海運とLR、グループのESG戦略と初のESG報告を共同で作成