1月19日、科学的根拠に基づく環境目標策定イニシアティブScience Based Targets Network(SBTN)の「淡水ハブ」は、ウォーター・スチュワードシップ・アライアンス(AWS)と共同で、淡水における企業のウォーター・スチュワードシップと科学的根拠に基づく目標設定ガイドを発表した。
本ガイドでは、淡水の科学的根拠に基づく目標の定義や重要性、企業のウォーター・スチュワードシップ・イニシアティブとの関連性について概説している。水分野における既存の4つのフレームワーク「CDPウォーター」「AWS」国連グローバル・コンパクト(UNGC)のCEOウォーター・マンデート「Water Resilience Coalition(WRC)」が運営する「Net Positive Water Impact(NPWI)」、「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)」を俯瞰した上で、各フレームワークの類似性・相互運用性が高いことを明示。
4つのフレームワークに沿ったアクションを実施している企業にとって、淡水のSBTs for Natureに準拠した科学的根拠に基づく目標設定は可能と言及した。
【参照ページ】
(原文)Corporate water stewardship and science-based targets for freshwater: new paper
(日本語参考訳)SBTN、淡水の科学的目標設定ガイド発行 企業のウォーター・スチュワードシップ