1月24日、金融市場インフラのプロバイダーであるSIXは、気候変動要因の報告やモニタリング、気候変動に関連した投資やリスクの意思決定において投資家を支援することを目的とした、新しい気候変動データの提供を開始することを発表した。
様々な業界の様々なデータ・プロバイダーから提供される気候データ・セットは、世界中の33,000以上の企業をカバーし、MSCIやInrateを含むプロバイダーから提供される、規制、歴史的、将来的な気候の影響に関する複数のデータ・セットを統合した、モデル化され報告された排出量データを顧客に提供する。SIXはまた、環境情報開示プラットフォームであるCDPと契約を締結し、様々な業種におけるCDPのグローバルな温室効果ガス(GHG)排出量データセットへのアクセスを提供することを発表した。
SIXによると、投資家が投資判断のモニタリングや、EUのSFDRや米国のSEC気候情報開示規則など、規制による情報開示要求の高まりに対応するため、ESGや気候に関するデータを求める傾向が強まっていることを受け、新たなデータセットが提供されることになった。
【参照ページ】
(原文)SIX Launches New Climate Data Offering
(日本語参考訳)SIX、新しい気候データ提供を開始