1月24日、世界的な鉱業・金属企業であるリオ・ティントは、再生可能エネルギー開発業者であるヨーロピアン・エナジーとの間で、オーストラリア初のギガワット規模の太陽光発電プロジェクトであるアッパー・カリオペ・ソーラー・ファームからの全電力を購入する25年間の新たな電力購入契約(PPA)を締結したと発表した。
リオ・ティントによると、この巨大太陽光発電所が承認され開発されれば、年間180万トンの二酸化炭素排出量を削減できる可能性があり、2030年までにスコープ1と2の排出量を半減するというリオ・ティントの目標をサポートし、ボイン・アルミ製錬所、ヤーウン・アルミナ製錬所、クイーンズランド・アルミナ製錬所を含む、リオ・ティントの3つのグラッドストーン生産資産の電力を賄うことができる。
グラッドストンから約50キロに位置する1.1GWのアッパー・カリオペ太陽光発電所は、現在開発とグリッド接続の承認待ちで、2400ヘクタールをカバーし、クイーンズランド州の現在の需要の約5%を満たすのに十分な電力を供給する見込みだ。
本プロジェクトは建設に2年を要し、2025年か2026年の着工を目標としている。
【参照ページ】
(原文)Rio Tinto to drive development of Australia’s largest solar farm at Gladstone
(日本語参考訳)リオ・ティント社、グラッドストーンでオーストラリア最大の太陽光発電所開発を推進