エンジンメーカーCummins、人種・ジェンダー平等推進ファンドに約7億円を出資

9月8日、エンジンメーカーCumminsは、有色人種や女性が経営する米国企業に投資するインパクトファンド Reinventure Capital と500万ドル(約7億円)のパートナーシップ投資を行うと発表した。

Reinventureは、パートナーに対して、多様なポートフォリオ企業へのアクセスを通じて人種・ジェンダー平等を推進する機会を提供し、競争力のあるリターンの達成を目指す。

Cummins Advocating for Racial Equity(CARE)は、黒人に対する制度的差別に対処し、米国における人種的公平性を推進する活動において決定的な行動を取るために2020年に発足した。本活動を達成するために、CAREは、刑事司法改革・社会司法改革・警察改革・経済的権限付与という4つのフォーカスエリアにわたり、Cumminsのすべての能力と資源をまとめて、同社が活動するコミュニティにおける変化をリードしている。

女性や非白人の経営者が設立し率いる投資ファンドが見過ごされがちな状況において、CumminsとReinventure Capital のパートナーシップは、社会、環境、経済に過激なインパクトを与えるリターンを提供し、アメリカの黒人の経済的公正さを前進させている。

【参照ページ】
(原文)CUMMINS ADVOCATING FOR RACIAL EQUITY (CARE) INVESTS IN A SUSTAINABLE FUTURE THROUGH PRIVATE EQUITY PARTNERSHIP
(日本語訳)Cummins、有色人種や女性が経営する米国企業に投資するインパクトファンドを発表

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