1月8日、デンマーク政府とインド政府は、持続可能なエネルギーソリューション分野における両国間の協力関係を強化し、カーボンニュートラルに向けた世界的な共同目標を推進するため、グリーン燃料アライアンス・インディア(GFAI)を発足するをと発表した。在インド・デンマーク大使館および総領事館が主導する。
本提携は、インドとデンマーク双方の企業、政府機関、研究機関、金融関係者の協力を促すエコシステムを確立することにより、インドにおける持続可能なエネルギー成長を促進することを目的とする。
すでにデンマークの先駆的な9つの組織がGFAIの創設メンバーとして参加。参加企業は、マースク、トップソー、ウムヴェルト・エナジー、マッシュ・メイクス、ヨーロピアン・サステナブル・ソリューションズ、ノボザイムズ、ダンフォス、Brdr. Christensen、Hydrogen Denmark。GFAIの諮問委員会メンバーには、インド水素アライアンス、インド工科大学マドラス校エネルギー・コンソーシアム、デンマーク・エネルギー庁、ステート・オブ・グリーンが含まれる。
GFAIの発表は、インドが2070年までにカーボンニュートラルの達成に向けて大きく動き出している、歴史上絶好のタイミングに行われた。一方、デンマークは世界の気候パフォーマンス・ランキング2024で首位に立ち、2050年までにカーボンニュートラルの達成を目指している。
GFAIは、2020年にインドとデンマークの間で締結されたグリーン戦略パートナーシップ(GSP)の下で、パートナー国の野心的な気候目標を達成するための活動を示すもの。インドは、2070年までにカーボンニュートラルの達成に向けて大きく動き出しており、デンマークは世界の気候パフォーマンス・ランキング2024で首位に立ち、2050年までにカーボンニュートラルの達成を目指す。
【参照ページ】
(原文)Denmark announces alliance on green fuels in India
(日本語参考訳)デンマークとインド、グリーン燃料推進で提携