Barclays、サステナブル・バンキングの新事業を開始

バークレイズ、サステナブル・バンキングの新事業を開始

1月17日、Barclaysはキャピタル・マーケッツ事業にサステナブル・バンキング・グループを新設し、同行のサステナブル・キャピタル・マーケッツとESGアドバイザリー・チームを統合することを発表した。

Barclaysによると、新たに設立される事業は、M&A、エクイティ、デット、リスク・マネジメントの各分野の能力を統合し、カバレッジ、アドバイス、執行において顧客に合わせたアプローチを提供する。

新事業の設立は、今月初めにコーポレート&インベストメント・バンク内にエネルギー移行グループを新設するなど、Barclaysがサステナブル・ファイナンスの能力とチームを拡充する一連の動きの最新版となる。

Barclaysは2022年に、2030年末までに2023年までに1兆ドル(約147兆円)のサステナブル・ファイナンスとトランジション・ファイナンスを促進するという目標を発表した。同社は7月、現在までに870億ポンド(約16兆円)を超えるグリーン・ファイナンスを実施したと発表した。

【参照ページ】
Barclays launches sustainable banking team focused on capital markets

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