クリーンテック企業Hexagon Purus、ゼロエミッション・モビリティ・ソリューションの拡大に向け140億円を調達

1月11日、持続可能なモビリティ・ソリューション・プロバイダーのHexagon Purusは、約9,600万ドル(約140億円)を調達し、ゼロ・エミッション・モビリティと水素インフラ・ソリューションの能力拡大を目的とした資金調達を行ったと発表した。

クリーンエネルギー・ソリューション企業Hexagonのeモビリティ部門として2018年に設立されたノルウェーに本拠を置くHexagon Purusは、小型・中型・大型車、バス、地上貯蔵、流通、給油、海上、鉄道、航空宇宙などの用途向けに、水素タイプ4高圧シリンダーとシステム、バッテリーシステム、燃料電池EVとバッテリーEV用の車両統合ソリューションなどのクリーンモビリティ製品を製造している。

同社によると、今回の資金調達は、ドイツに2カ所、カナダに1カ所、中国に1カ所、米国メリーランド州に1カ所の計5カ所の生産拠点の生産能力増強に充てられる。ダラスにある2つ目の米国工場は2024年にオープンする予定。

水素に特化した投資家であるHy24は、既存の投資家である三井物産とヘキサゴン・コンポジットとともに、新たに設立したクリーン水素装置ファンドを通じ、今回の資金調達ラウンドに新たな投資家として参加した。

【参照ページ】
(原文)New capital raise of 1 billion NOK for Hexagon Purus enables ramp up of capacity to deliver zero emission mobility and hydrogen infrastructure solutions
(日本語参考訳)クリーンテック企業Hexagon Purus、ゼロ・エミッション・モビリティ・ソリューションの拡大に向け140億円を調達

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