12月18日、ユーティリティ・スケールの太陽光発電と蓄電池を開発するアダプチャー・リニューアブルズは、イリノイ州とアーカンソー州で開発中の3つの太陽光発電プロジェクトから330メガワットの再生可能エネルギーを調達するため、メタと3つの環境属性購入契約(EAPA)を締結したと発表した。
メタは、再生可能エネルギーを購入する最大手企業のひとつであり、同社は2020年に業務用エネルギー需要の100%を再生可能エネルギーで賄うという目標を達成した。同社は2025年までに、支援する風力および太陽光プロジェクトを通じて、米国内の地域送電網に9.8GWの再生可能エネルギーを追加することを見込んでいる。
メタは本パートナーシップが、2030年までにネット・ゼロ・エミッションとバリュー・チェーンを達成するという目標をサポートすると述べた。
アダプチャーによると、3つの太陽光発電プロジェクトはそれぞれ、石炭施設が閉鎖された連邦政府指定のエネルギー共同体に立地しており、歴史的に化石燃料に依存し、公害によって不均衡な負担を強いられてきた地域にクリーンエネルギー投資、雇用、収益をもたらす。3つのプロジェクトは、4億ドル(約56億円)以上の経済効果をもたらし、建設段階では約500人の臨時雇用を創出し、操業中はフルタイム換算で約25人の雇用を維持すると見積もられている。
【参照ページ】
Adapture Renewables and Meta Sign Agreements for 330 MW of Solar in Illinois and Arkansas